1平方メートルあたりの賃料が、自動車よりも高い
バイクガレージ1台に必要な面積が、自動車の3分の1未満。
だから、 効率の良いレイアウトが可能
まずは、実際の駐車場を例にとって、説明します。
事例1) 神奈川県。駅から徒歩20分。駐車場1台の相場月7,000円のエリア。
まずは、こちらの駐車場。角の部分に車1台分以上のムダが発生しています。
現場で私が直接見ましたが、やはりどこかに大きなムダが出てしまう土地の形状でした。
空いてるスペースには、廃棄された便器が捨てられており、駐車場全体のイメージを損なっている印象です。
もし、弊社で星印の駐車場1台分を借り上げ、奥のスペースにバイクガレージ3台を設置し、きちんと集客・稼動できたら…。
ここは自動車駐車場が月7,000円のエリアで、バイクガレージなら月10,000円が相場です。
つまり、10,000円×3=30,000円の収益となり、23,000円も利益がアップすることになります。
稼動率が3分の2であったとしても、13,000円はアップするわけですから、その違いは少なくありません。
上記写真の星印のスペースを軽専用の駐車場に変えるだけで、ただの空き地であった角のスペースが収益を生むようになります。(下記写真はその実例)
事例2)神奈川県某所。駅から徒歩20分。月極7,000円のエリア。
角の部分に車半分程度の面積のムダが発生しています。
こうした場所には雑草が生えてきますので、管理にも手間と費用がかかります。(ここの駐車場は、ほったらかしですが…)
そもそも問題に思っていないオーナーさんも多いのではないでしょうか?
一台分の駐車場(7,000円)とこの空きスペースに、2台のバイクガレージ(10,000円×2=20,000円)を設置可能なので、収益は2倍以上となります。
この小さなエリアもまた、収益を生む可能性を秘めたお宝資産なのです。
事例3)東京都某所。駅から徒歩15分。月極10,000円のエリア。
アパートに付随したこの駐車場ですが、駐車エリアの後ろの部分が大きくムダが出ています。
一番手前は通路として使っています。
私の推測では、後ろの空きスペースに4台のバイクガレージが設置可能です。
仮にバイクガレージ1台で12,000円としたら、12,000円×4=48,000円の収益がアップとなります。
このケースの場合、従来の駐車場としての収入は変わりませんので、ガレージの収入がまるまる増える利益となります。
稼働率が半分だったとしても、24,000円のアップですから、悪い話ではありませんね。(ちなみに、ガレージは少しずつ増やすので、ムダは最小限に抑えることが出来ます)
事例4)東京都某所。駅から徒歩10分。月極11,000円のエリア。
一番左側に、土地が余っています。
ここと隣の1台のスペースに、ガレージが2台設置出来ます。
(黄色の線の範囲)
ここを活用すると、
バイクガレージ2台で、12,000円×2=24,000円の売上となり、自動車1台の時と比べて13,000円のアップです。
事例5)神奈川県横浜市。駅から徒歩5分。月極15,000円のエリア。
広い駐車場の奥に、車4台分のスペースがあります。
イメージしていただければ簡単に分かりますが、残念ながら2台しか駐車スペースがとれません。
縦列でもOKな人がいても(賃料を下げて)、3台が限界です。
バイクガレージなら、12台は間違いなく置けるスペースです。
駅から近いので、平置きでも利用者は見つかります。
ガレージ6台で、15,000円×6=90,000円、平置き6,000円×8=48,000円、合計138,000円です。
仮に稼働率が50%であったとしても、自動車3台と比較すれば、違いは25,000円程度になります。